国別 · UAE法人書類
UAE大使館認証:韓国の法人書類を提出するまでの流れ
結論から申し上げると、UAEに提出する韓国の法人書類もアポスティーユでは完結しません。UAE大使館認証に向けて、法人登記事項証明書・事業者登録証明のように国家機関が発行した書類はそのまま在外同胞庁の領事確認を、定款・取締役会議事録・委任状のように会社が作成した書類は先に公証を受けてから領事確認を受け、続いて駐韓UAE大使館認証を受けます。
要点まとめ
- UAEはアポスティーユ条約の非締約国のため、領事確認 → 駐韓UAE大使館認証の2段階が基本です。
- 登記事項証明書・法人印鑑証明書・事業者登録証明は公文書、定款・議事録・株主名簿・委任状は公証が必要な私文書です。
- 会社名義の代理申請には、代理人の身分証、事業者登録証、印鑑証明書の原本、印鑑を押印した委任状の原本が必要です。
- 大韓商工会議所の原産地証明書の原本は、2024年4月1日から公証なしで領事確認を申請できます。
どの会社書類が公文書で、どれが私文書ですか?
在外同胞庁が公証なしで受け付けるのは、国・地方自治体(またはその業務の委託を受けた機関)が公務上作成した文書です。会社が自ら作成した文書は、公証を経て「公証文書」になって初めて領事確認の対象になります。書類の名称よりも誰が発行したかを基準に分ければ迷いません。
| 書類 | 発行・作成主体 | 領事確認の前段階 |
|---|---|---|
| 法人登記事項全部証明書 | 裁判所登記所 | 公証なしで申請(提出用で発行) |
| 法人印鑑証明書 | 裁判所登記所 | 公証なしで申請 |
| 事業者登録証明 | 国税庁 | 公証なしで申請 |
| 定款 | 会社 | 公証後に申請 |
| 取締役会・株主総会議事録 | 会社 | 公証後に申請 |
| 株主名簿 | 会社 | 公証後に申請 |
| 委任状(POA) | 会社・代表者 | 公証後に申請 |
| 原産地証明書(大韓商工会議所) | 大韓商工会議所 | 原本は公証なしで申請(2024年4月1日から) |
在外同胞庁「領事確認発給手続」基準(確認日 2026-10-03)。インターネット登記所・政府24の書類は閲覧用ではなく提出用で発行する必要があります。
会社名義で申請するときは何が必要ですか?
代表者本人が行く場合は、代表者本人の身分証と事業者登録証が必要です。社員や代行業者が代理で申請する場合は、代理人の身分証、事業者登録証、印鑑証明書の原本、印鑑を押印した委任状の原本が必要です。印鑑証明書や委任状の原本の用意が難しい場合は、申請書の表・裏面に社名ゴム印と印鑑を押印する方法で代えられると在外同胞庁は案内しています。
電子収入印紙は発給1件につき1,000ウォンずつ必要です。書類の種類や部数が多い場合は、件数を事前に数えておきましょう。
手続きはどの順序で進みますか?
書類の発行・作成 →(私文書)公証 → 在外同胞庁 領事確認 → 駐韓UAE大使館認証 → UAEへ提出
在外同胞庁は、領事確認を先に受けてから提出国の駐韓公館を訪問するよう案内しています。駐韓UAE大使館の受付方法・曜日・手数料は大使館が定めるため、訪問前に公式告知を確認してください。駐韓公館の所在地は外交部の駐韓公館住所録で確認できます。
商業送り状や原産地証明書はどうすればよいですか?
大韓商工会議所の原産地証明書の原本は、2024年4月1日から公証なしで領事確認を申請できます。UAE外務省は、商業送り状(commercial invoice)と原産地証明書を一般の書類認証サービスではなく、別の商業書類認証サービス(eDAS)で処理すると案内しているため、貿易書類は輸入者・通関側が求める経路をまず確認するのがよいでしょう。
翻訳はどう準備すればよいですか?
UAEの提出先の中には、アラビア語翻訳を求めるところがあります。翻訳を韓国で公証まで受けて認証するか、UAE現地で翻訳するかは提出先の基準によって異なります。順序を決めずに翻訳から始めるとやり直しになることがあるため、提出先の案内を受け取ってから進めてください。
法人書類は種類が多く、発行日がばらばらになりがちです。提出先が発行後一定期間内の書類を求める場合は、最も遅く発行される書類に合わせて日程を組みましょう。
UAE法人書類、受付前に確認しましょう
- 書類ごとに公文書か私文書かを区分したか
- 登記事項証明書を提出用で発行したか
- 定款・議事録・委任状の公証を先に済ませたか
- 代理申請用の印鑑証明書の原本と印鑑押印の委任状を用意したか
- 電子収入印紙を件数分用意したか
- 駐韓UAE大使館の受付方法と手数料を公式告知で確認したか
- アラビア語翻訳の要否と翻訳場所を決めたか
法人書類の一覧と提出先をお知らせいただければ、書類ごとの経路を整理してご案内します。
UAE法人書類について相談するUAEでの法人設立・契約の日程に合わせて
公証から大使館認証までまとめてお手伝いします。
よくあるご質問
- UAEに提出する法人書類もアポスティーユはできないのですか?
- はい。UAEはアポスティーユ条約の締約国ではないため、在外同胞庁の領事確認と駐韓UAE大使館認証を経る必要があります(在外同胞庁の締約国一覧 2026-09-11基準)。
- 法人登記事項証明書にも公証が必要ですか?
- いいえ。裁判所登記所が発行した公文書なので、公証なしで領事確認を申請します。ただし、閲覧用ではなく提出用で発行を受ける必要があります。
- 定款と取締役会議事録はどうすればよいですか?
- 会社が作成した私文書なので、公証事務所で公証を受けた後、在外同胞庁の領事確認、駐韓UAE大使館認証の順に進めます。
- 社員が代わりに申請できますか?
- 可能です。在外同胞庁の案内では、代理人の身分証、事業者登録証、印鑑証明書の原本、印鑑を押印した委任状の原本が必要で、原本の用意が難しい場合は申請書に社名ゴム印と印鑑を押印する方法で代えられます。
- 原産地証明書も領事確認を受けられますか?
- 大韓商工会議所の原産地証明書の原本は、2024年4月1日から公証なしで領事確認を申請できます。UAE外務省は商業送り状・原産地証明書を別の商業書類認証サービス(eDAS)で処理すると案内しているため、輸入者側の要件もあわせてご確認ください。
- 駐韓UAE大使館認証の期間と手数料は?
- 大使館が定める事項のため、公式告知を確認する必要があります。韓国政府の領事確認手数料は1件あたり1,000ウォンで、在外同胞庁の領事確認の交付基準は、窓口10件以下で平均1時間以内、郵送で通常7~10日です。
参考になる公式案内在外同胞庁 領事確認発給手続 · 外交部 駐韓公館住所録 · UAE外務省(MOFA)Documents Attestation
⚠️ 本記事は一般的な情報提供を目的としています。受付基準・対象書類・手数料は変更される場合がありますので、申請時点の在外同胞庁・外交部・提出先の公式案内を必ずご確認ください。ビジョン・アポコリア(ビジョン行政士事務所)は政府機関ではなく、民間の代行サービスです。
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